Exhibition

『澁澤龍彦 ドラコニアの地平展』感想

初めて読んだ澁澤龍彦の本は『黒魔術の手帳』だったと思う。僕はそれほど熱心な読者ではないが、西洋の不思議な文化の紹介者であり、独自の美意識で集められた奇妙な美術品やオブジェに囲まれて暮らした澁澤龍彦は、昔からとても気になる人物だ。彼にまつわ…

『タイ ~仏の国の輝き~展』感想

「タイの仏像」と聞くと、ほっそりした素朴な造形が思い浮かぶ。僕はどちらかと言うと、腕がたくさん生えていたり、不思議な衣装をまとった奇抜な像が好きなので、今回は「絶対に観たい!」というほどではなかった。ただ、コミケ上京で暇な時間があったのと…

ローマにあるビデオゲーム博物館「VIGAMUS」訪問記

2012年にオープンしたばかりの新しい博物館。イタリア旅行の際に立ちよりました。日本語のガイドブックでは見かけないスポットですが、行ってみたら面白かったので紹介します。 場所は、ヴァチカン美術館の最寄り駅「Ottaviano駅」から徒歩10分ほど。博物館…

『ベルギー 奇想の系譜展』感想

PVが楽しげで、怪奇趣味の絵画も面白そうだったので観に行った。 会場は3つのエリアに分かれていて、「第1章 15~17世紀のフランドル美術」がいちばん奇妙で面白かった。フランドル地方のことをフランス語で「フランドル」、英語で「フランダース」という…

『アートたけし展』感想

北野武の映画は好きだけど、彼の絵画には興味がないので、「もしかしたら映像関係の展示物もあるのかな?」ぐらいの気持ちで観に行った。会場が近かったし。結論から言えば、映画関係の展示はヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞、銀獅子賞のトロフィーぐらい…